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ダライ・ラマ法王と科学者との対話 

偶然見つけた情報、そしてご縁もあったようで「ダライ・ラマの法王と科学者との対話〜生命科学・医学と仏教〜」のセッションに参加できました^^

法王は全然飾らない!

登場も、さらーっと、いつのまにか出てきてた(笑)みたいな感じで、おちゃめなおじいちゃん、って感じ(失礼なことですみません)。

でも、その飾らないそのままが、とても心地いい。
特別なものでもなんでもない。
神聖なものとか、霊的な力のある人とか、そういうのとはうまく言えないけど違う・・・
本人も違うって言ってた(笑)たまに言われるらしい。

自分の立ち位置が自分ではっきりわかっていて、でもいつも中道で、そこに
強さとひたむきさがある みたいな印象。

「科学者との対話」ということなので、医学分野の専門家の発表とそれに対する法王とのやりとりがあったわけです。
その発表の中で、臨死体験とか、例えば気や霊障、ヒーリングに関することもありました。

(医学者からそういう発表があるのも、とてもおもしろいものでした)

そういういわゆるヒーリングパワーのようなものに対する法王の考えが想像と違ってたので、正直意外に思って、でも最後終わって、そこに法王のすごさを感じたなあ。

うまく書けないけれど・・・

ヒーリングパワーみたいなものに対して懐疑的な姿勢をはっきり示されたこと。
(でも可能だと思う とも言ってた)
スピリットの世界、神様の言葉が下りてくる、みたいなことに特別な意味を込めないということ。
それは人間のひとつ。
でも、人の心、ミスレリアスなレベル、前世、輪廻、夢や魂、メンタルコンシャス、などへの強い思いがあり、それらへの科学の探求が発展していくことを強く願っておられる気持ち。

将来は、whole scienceへ って言ってました。

法王の考えや行動の全ての根底に仏教の教えがあること を強く感じるお話でした。 

自分自身(=法王 という意味じゃなく、人 という意味)は永続的な存在。
はじめもなければ終わりもない。

でも、それは仏教が全て、ではなくて、究極的には全ての宗教は同じであること 


う〜む。

言葉で言い表すのは難しい。

上記のことも、たぶん他の人は「ちがうよ」ってなるだろうと思います。
あくまで、私の感じ取ったものです。

ダライ・ラマ法王はチベット仏教の法王で、ノーベル平和賞をもらっていて、すごい活動をされてて・・・って人なんだろうけど、それがすごいというよりなんか、もっと身近にいるような、さらりとした感じでいながらぶれず、幅広い視野でその立場にいられるからすごいんだなーと思いました。
だからチベット仏教の法王として慕われ、ノーベル平和賞をもらったんでしょうねぇ。

ぁぁぁ。うまく言えない・・・(**)なんか違う。
もうちょっと自分で消化する必要がありそうです。

ただ、科学と仏教も、西洋医学と東洋医学も、みんなみんなやっぱり全てはひとつなんだろうなあと感じた時間でした。
その微妙なところにある本質をドーンとベースに持ちつつそれを自覚しながら、各自が各自のやり方/分野で生きること 探求していくことができたら、ほんと素晴らしいことになるだろうな。

おもしろい時間でした。

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by rim-maco | 2012-11-09 17:23 | おでかけ  

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